平成27年度第2回「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督指針」に添った安全指導 【平成27年度PartⅡ 】

①危険の予測及び回避
●a)前を見て、低速走行を遂行し、0.1秒でも早くハンドル・ブレーキ操作を行う。
言い換えれば、スピードを出しすぎると、どんなに早く操作をしても、事故を避けることはできない。 「16:00からの早め点灯の徹底」
b)高齢歩行者(一般歩行者)の死亡事故のほとんどが、夕暮れ時を中心に、右側から横断してくる事故である。 人の動きを見落とさない意識が大切である。 重要なことは毎年同じである!
「歩行者は反射材を(身内の人には反射材。自転車にも反射材。)」
はねられ、当てられたら 何日も何日も、痛いぞ!
c)冬道走行の最重要事項 「車間距離の確保」と「低速運行」
※冬の運行は、悪天候が常である。 一般道でもシートベルトを!
取り返しのつかない状況にならないように、万全の精神状態、健康状態を。
 
②「山形ゼロ災3か月運動2015」 10/1~12/31 山形労働局 転倒防止強化
 
③事業用自動車を運転する場合の心構え
a)急発進・急ブレーキを望む利用者(お客様)はいない。 低速走行の徹底
b) バックでの考えられない物損事故は、まったくの気の緩みである。 今までの統計で、お客様が乗車中のバックでの事故はほとんどない。 空車時の「気のゆるみ!」である。
 
④乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項。
a) 特にジャンボタクシーのお客様にシートベルト装着のお願いをしているか?
b) 濡れた路面、雪の路面は、一般道でもシートベルトをお願いする。
停車していてもスリップ等でぶつけられるケースが多くなっている。
 
⑤運行する経路における道路及び交通状況
a)基本、実車中の走行は最短でなければならない。しかし、安全走行が公言できるものでなければ、最短走行距離が正しいとは限らない。 空車走行時、大通りの方が安全でフリー実車しやすい。
b)複数車両同時運行の場合など、勝手な運行経路で走らない。
 
⑥旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項。
a)特に高齢者乗降への配慮。 手を添える等の心の行為は商売以前のことである。
b)我々は安全を最優先にした、サービス業である。
 
⑦「8/26青森 強盗傷害事件」「9/5秋田 車両脇で腹部さされ死亡」を検証。
 
⑧その他
 
【2015.9.14】 渡邊克・嘉藤敏幸・高橋伸・斎藤設男・菅原恒雄・工藤敏彦・長谷部俊男・五十嵐孝・石川愛子・太田幸二・斎藤明奈・斎藤猛久・門脇孝洋・金子弘志・赤塚純一・佐藤瞳・石垣光保・五十嵐慶子・川井勝美・菅原みか・阿部茜・石黒愛美・阿部百合・五十嵐武・高橋静子・鳥海千里・兵藤良宜・曽川弘幸・高橋牧子・小原奈津・後藤豊・佐藤香澄・斎藤美代子・小山吉樹・池田哲夫・本間博・小田淳 以上37名
【2015.9.16】佐藤昌光・川原一彦・横山美保・高橋敏雄・後藤末男・阿部浩・三浦幹雄・池田孝幸・関房則・高橋豪・長南春政・本間憲二・佐藤淳二・渡部正美・中條昭夫 以上15名
【2015.9.21】本間平八郎・高橋信博・佐藤眞一・今野茂克・奥山和雄 以上5名
【2015.9.22】伊藤誠・遠田昌幸・国井光三 以上3名