「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」に添った安全指導概要【平成24年度PratⅡ】

実施年月日 平成24年9月21日~29日
場 所 各営業所
実 施 者 代表取締役社長 日向信之 総括運行管理者 黒田武志
運行管理者 石垣 茂 運行管理者 小嶋敏昭
乗合運行管理者 兵藤良宜 乗合運行管理者 佐藤良比古
 
平成24年度第2回「旅客自動車運送事業者が事業自動車の運転者に対して行う指導及び監督指針」に添った安全指導 平成24年9月21~29日
 
①【道路運送法】第一章 第一条 (目的)
この法律は、貨物自動車運送事業法と相まって道路運送事業の運営を適正かつ合理的なものとし、並びに道路運送の分野における利用者の需要の多様化及び高度化に的確に対応したサービスの円滑かつ確実な提供を促進することにより、輸送の安全を確保し、道路運送の利用者の利益の保護及びその利便の増進を図るとともに、道路運送の総合的な発達を図り、もつて公共の福祉を増進することを目的とする。

②事業用自動車を運転する場合の心構え
a) 上記、アンダーラインそのものである。
b)急発進・急ブレーキを望む利用者はいない。 低速走行の徹底
c)バックでの考えられない物損事故は、まったくの気の緩みである。

 
③乗車中の旅客の安全を確保するために留意すべき事項。
a) 特にジャンボタクシーのお客様にシートベルト装着のお願いをしているか?
b)危険予知、高齢歩行者・自転車等、プロとしてできるだけ早く感知・予測する。低速走行の徹底
※ドライブレコーダからの安全管理指導。7月20日よりの画像
1、バックでの物損事故4件・全てサイドミラーだけで、それも確認したふりをしたもの。
2、走行中に助手席の地図などを見ながら、自然とハンドルが右に切れ、対向車に時速42キロで衝突しそうになったもの。
3、配車指示を受け200m以上も走行後にシートベルトを着装するもの。
4、黄色の信号に気付き急にアクセルを踏み、その先の十字路左から侵入してくる車両を見つけ急ブレーキをかけるもの。
5、泉陸橋下から千日町へ抜け出ようとしたが、赤信号が以前よりも倍の時間になったことを知っていて黄色信号を無理に振り切ろうとしたもの。
※頻繁に画像に残る人と、ほとんど残らない人がいる。 安定走行
※自身の判断で、手動ボタンを忘れずに。
※全ては、会社も個人も交通事故ゼロへのためのものである。

④旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項。
a)特に高齢者乗降への配慮。 手を添える等の心の行為は商売以前のことである。

 
⑤運行する経路における道路及び交通状況
a)基本、実車中の走行は最短でなければならない。しかし、安全走行が公言できるものでなければ、最短走行距離が正しいとは限らない。 空車走行時、大通りの方が安全でフリー実車しやすい。
b)複数台同時運行の場合など、勝手な運行経路で走行しない。
 
⑥危険の予測及び回避
a)「16:00の早め点灯の徹底」
b)高齢者歩行者の死亡事故のほとんどが、夕暮れ時を中心に、右側から横断してくる事故である。
高齢者を見落とさない意識が大切である。
c)冬道走行の最重要事項 「車間距離の確保」と「低速運行」
 
⑦運転者の運転適性に応じた安全運転
・各自の適正診断書を再読。 もし無かったら、各運行管理者保管している。
 
平成24年9月21日 高橋静子・高橋牧子・小田淳・佐藤香澄・鳥海千里・斎藤望・佐藤昌光【以上7名】
平成24年9月22日 渡部正美・長谷部俊男・太田幸二・門脇孝洋・後藤末男・赤塚純一・阿部浩・斎藤美代子【以上8名】
平成24年9月24日 斎藤設男・小山吉樹・池田賢二・工藤敏彦・五十嵐孝・石川愛子・伊藤健治・田中博美【以上8名】
平成24年9月26日 本間憲二・後藤義紀・斎藤猛久・小松原真治・五十嵐志津子・中條昭夫・本間博・池田哲夫・小野寺順一【以上9名】
平成24年9月27日 後藤豊・菅原恒雄・堀恵司・五十嵐正幸・斎藤明奈・小原奈津・今野茂克・本間平八郎【以上8名】
平成24年9月28日 岡田吉子・佐藤眞一・池田孝幸・金子弘志・嘉藤敏幸・高橋伸・阿部茜・五十嵐武・曽川弘幸・長南春政【以上10名】
平成24年9月29日 渡辺克・斎藤繁一・高橋信博・阿部奈緒輝・国井光三・兒玉芳雄【以上6名】