「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針」に添った安全指導概要【平成23年度PratⅡ】

実施年月日 平成23年10月4日~14日
場 所 各営業所
実 施 者 代表取締役社長 日向信之 総括運行管理者 黒田武志
運行管理者 石垣 茂 運行管理者 小嶋敏昭
 
※9/27 運輸支局と労働基準監督署 合同無通告監査報告含
 
◎事業用自動車を運転する場合の心構え 「営業中の交通違反に類似する行為の撲滅などを含む」
a) 始業・終業点呼の徹底
・アルコールチェックの徹底
検知器備えなし 初違反60日車停止 再違反180日車停止 (会社備付け検知器使用に限る)
検知器常時有効保持義務違反 初違反20日車停止 再違反60日車停止
b)営業中の交通違反及びそれに類似する行為の撲滅
・黄色信号でアクセルを踏み込み、進入していないか。 走行中の携帯電話利用違反。
全て、「個人の罰金」「会社・個人の賠償額の重さ」「車両停止行政処分」「会社の信用失墜」になる。
・車両の清掃(愛車・愛社精神)が事故撲滅につながる。
・一般ドライバーの模範となる。
・きちんと停まって確認する。十字路では徐行する。
 
④乗車中の旅客の安全を確保するための留意すべき事項。 【安全低速走行の徹底】
a) お客様に対してシートベルと装着のお願い。「特に高速道路・ジャンボ運行・福祉移送時の意識高揚」
・シートベルトをしていないときの賠償金と、装着してもらっているときの賠償金の違いを常に意識する。
・急カーブに差し掛かる前に、減速する。
● 急発進・急ブレーキは、お客様が安心してご乗車いただけないばかりでなく、燃料の無駄使いであり、会社衰退の原因にもなる。ゆっくりすべるような発進・減速・停止は我々プロドライバーの誇りである。
 
⑤旅客が乗降するときの安全を確保するために留意すべき事項。
・ 過去の判例・・・「視力障害の方」だけでなく「酔っ払い」や「高齢者」が降車後すぐに、側溝に落ちたり、階段を踏み外し怪我をしたら、乗務員の責任! そして「会社の安全指導不足」となる。
・ 乗降時、足元確認と自動ドア開閉の声がけをする。
・高齢者のお客様には率先して荷物を運ぶ、転ばないように気を配る。
・自動ドアはできるだけ使わず、外から開けるようにしている。
・忘れ物のないように声がけをする。
 
⑥運行する経路における道路交通状況
・大成ボール信号機 大宮から中町に向かうとき、斜め左から信号無視で来る車両に注意が必要である。
・特別な理由もなく、東栄町の中の通りを運行していないか?
・中町Pから実車になって酒田駅までの場合、どこを走行する?
・充填所に入るとき、そして大宮営業所南側へ廻るとき、停車している車両の陰からバイク・自転車が・・・。
・道路幅が狭いと思ったら無理をしない。
・バックするとき少しでも不安を感じたら車から降りて確認する。
 
⑦危険の予測及び回避
・「愛車・愛社精神」と共に、加齢を全員が意識すると同時に、雨の日などのフロントガラス油膜取りなどプロとしての細心の心構えが常に必要である。
・昨年の冬は、雪による「わだち」による接触事故や、「深雪道路への無理な進入」について プロの運転と、一種免許を取立ての人と、何が違うのか!
・山岳道路での下り坂はカーブ手前で十分にスピードをおとす。
・高齢者は赤信号でも渡る、高齢者を見たらブレーキを踏む準備を。
・高齢者の自転車には車間距離を取り十分に気をつける。
 
⑧運転者の運転適性に応じた安全運転
 他、これまで行った類似事項議事録の読み合わせを行い、意識の高揚を図る。
 
【報告事項】
1、国交省政策研究所のアンケートについて 締切り10/15
2、日報に仮眠時間も一行使って記載。
3、ドライブレコーダーの装着について
 
【遊佐営業所】
10/4  本間平八郎、土門修市 10/5高橋信博、兒玉芳雄 10/6岩崎亮一 10/8本間平八郎、高橋信博 10/10土門修市 10/11岩崎亮一
 
【本社営業所・大宮営業所 合同】
10/6 高橋静子、高橋牧子、長南春政、曽川弘幸、渡部正美、高橋伸、佐藤香澄、本間博、斎藤繁一、池田賢二、岡田吉子、五十嵐正幸、石川愛子、鳥海千里、池田哲夫、伊藤健治、長谷部俊男、門脇孝洋、池田孝幸、後藤末男、小松原真治、兵藤良宜、佐藤良比古、斎藤猛久、佐藤眞一、小野寺順一、今井友子、佐藤洋子 【28名】
10/7 佐藤富士夫、工藤敏彦、後藤義紀、五十嵐孝、太田幸二、斎藤望、阿部浩 【7名】
10/8 斎藤設男、中條昭夫、赤塚純一、佐藤昌光 【4名】
10/10 小山吉樹、小田淳、堀恵司、後藤豊、鈴木君至、渡辺克、今野茂克、嘉藤敏幸、斎藤美代子 【9名】
10/14 国井光三、菅原恒雄、本間憲二、五十嵐武、中條央崇 【5名】