平成29年10月「旅客自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針に添った安全指導」【運輸規則第38条第1項及び第2項】

【事例PartⅠ】
2017.7.20幸町パチンコマルハンから飛び出してきた車両に、当社信号手前で徐行しているタクシー車両に接触された。
警察立会いの下、淡々と処理を進めていたが、相手方「79歳男 浜中」から一切の陳謝の言葉もないことを、相手保険会社に再三伝えた。

一か月後相手の息子と名乗る者から電話があった。
相手・保険屋から言われたので電話をした。
社長・それで・・・?
相手・・・・。
社長・当社はぶつけられた。 あなたのお父さんからぶつけられた、間違いないですね。
相手・そういうことになります。
社長・運転していた人がその謝罪の意を表すものではないのですか? 家族ではなく。
相手・事故の為に保険に入っている。その処理をするのは保険屋である。
 今まで2~3度親が事故を起こしたが、自分から相手に接点を求めたことはない。
社長・当然保険上過失割合と言うものが発生することは充分理解をしているが、当社の車両にぶつかってきて、謝罪もなく済ませていいものでしょうか?  過失割合に違いがあれども、ぶつけられた当社も相当の負担を強いられている。
そして、もう一度言いますが、何で当事者である方が、電話であってもその旨を伝えるのが筋だと思うのですが。
相手・父親は耳も遠く・・・。
社長・えっ耳が遠いのですか。
相手・・・・。
相手・どうしたらいいのですか?
社長・話がかみ合わないです。 あまりにも考え方にずれがあり過ぎます。
以 上
※時代が違うと言うことなのだろうか、
相手の立場に立ったお詫び、常識と言うものが変化・消滅しているのであろうか?
反面教師として、当社、我々だけは誠実に物事に当たりたい。

高齢者を持つ家族の在り方は、浜中という地域性も鑑み、他人を、子供の命に係わる事故を起こさないように地域住民として祈るばかりである。 もし人身重大事故があったとしてもその家族は「保険に入っているから・・・」と言い張って黙んまりを通すのだろうか?

※上記のような高齢運転者が、常に我々のそばで、自分中心に・・・?運転している。 超高齢者も運転していたり、歩行者として歩いているし、夕暮れ時であっても暗闇であっても、注意散漫・・・?に道路を横断してくる。  歩行者と接触すれば運転者の「前方不注視」である。  困った時代になってきたことを皆で共通の認識としよう。
【事例PartⅡ】
2017.8.6 鳥海ブルーラインで当社タクシーがお客様を乗車しながら下山中、相手車両がカーブを曲がりきれず、センターラインオーバーしてきて、当社の側面に衝突し停車した。
すぐに警察に連絡し、乗客に被害がないことを確認した後、代車を手配した。
相手方は、鶴岡の母親と娘がドライブに来たと言うことで、自身の前方を走る車両に着いていき、同じようなスピードでカーブを曲がったが曲がりきれなかったとのことであった。

タクシー車両の修理は終わったが、9月に入っても相手方が一切の連絡もない。  相手保険屋も含めて、我々の常識が常識でなくなっているのか。
ぶつかってきて、全員が崖に落ちても、全て保険屋まかせなのだろうか?!

【考えよう・・・!  考え方。】
※安全運転の心構え → 一点に集中すると、どこかが注意散漫になる。

※ミスの多い人はどうすればいいのだろか?
「注意しなさい」とか「頑張らなくちゃ」ではなく、ミスを防ぐ行動に着目すべきである。  行動に何かが抜け落ちているからミスをする。
ミスのない人は、「一つ一つの行動に対して細心の注意をはらっている。」
●右を見る、見ることを、行動を通して常に実行しているから、見落としミスがない。
●左を見る、見ることを、行動を通して常に実行しているから、ミスがない。
●後ろを見る行動を常に実行しているから、見落としミスがない。

●車間距離をとる行動、スピードを出しすぎない行動、急発進しない行動。
「どうして」ではなく、「どうすれば」?!
お客様の身になった安定、安心できる運転行動。  

10/2 遠田昌幸・佐藤昌光・三浦幹雄・佐藤瞳・斎藤和弘・後藤末男・菅原恒雄・川原一彦・小山吉樹・高橋静子・太田幸二・高橋信博・今野茂克・佐藤眞一・奥山和雄・大竹克巳・斎藤美代子・伊藤誠 以上18名
10/3 長谷部俊男・国井光三・赤塚純一・五十嵐竹広・川井勝美・阿部茜・安藤昌代・高橋伸・兵藤良宜・鳥海千里・磯田正一・渡邊克・菅原みか・本間憲二・佐藤淳二 以上15名
10/4 高橋牧子・佐藤香澄・中條昭夫・小田淳・小原奈津 以上5名
10/5 曽川弘幸・渡部正美・長南春政・池田哲夫・石垣光保・横山美保・斎藤設男 以上7名
10/6 高橋豪・五十嵐慶子・金子弘志・門脇孝洋・関房則・斎藤猛久・後藤豊 以上7名
10/10 佐藤恵子・髙橋敏雄・五十嵐武 以上3名