交通事故防止及び事故担当者 酒田飽海地区協議会研修会 議事録抜粋 (山形県ハイヤー交通共済協同組合主催)
平成21年8月21日(金)13:30~15:15
酒田第一タクシー大宮営業所2階会議室
出席者
酒田第一タクシー株式会社 代表取締役社長 日向信之
同 運行管理者 小嶋敏昭
同 運行管理者補助 曽川弘幸
山形県ハイヤー交通共済協同組合 専 務 鈴木信幸
同 共済部長 仲島勝利
●交通事故発生状況(山形県全体 平成21年7月末日現在)
死者数 25人(前年比3人減)
但し、14/25が65歳以上で、6/14が高齢歩行者。4/6夜間の高齢歩行者で、5/6が車両から見たて右側から歩いてきた人である。
ハイビームとロービームの兼ね合いもあるが、車両走行中、左は見えるが、右は見えづらい。 右から歩いてくる高齢歩行者は車両からは見えていると勘違いしている。
●タクシーの事故事例
信号停車時、運転日報を記入し、青になったので右折したら横断歩道歩行中の人をはねた。 日報記入の適時処理がなされていて、信号停止中にも歩行者等の有無確認など、安全に対する意識が少しでもあれば大きな人身事故は避けられた。
●運転技術の高低は、事故に無関係である。 むしろ、運転技術の高い人ほど事故につながる。 要は、事故を起さないという「心」の問題である。
●まさにこれから、秋口に交通事故は多く発生する。 薄暮の運行には会社全体で取組まなければならない。
●ハインリッヒの法則(1:29:300)
ヒヤリハット300回は、軽い災害29回につながり、大きな災害(死亡事故等)1につながる。
●交通事故データーサービス023-624-4646の紹介
◎ハイヤー交通共済制度 交通事故発生時の措置について
以上を社内に掲示し、事故防止の一助とする。